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Business Media 誠 9月13日(月)13時50分配信

 次のグラフをご覧下さい(※)。赤い棒グラフは、戦後すぐからの日本人の出生数の推移を表しています。戦後直後の3年間は毎年250万人以上が生まれ、3年間の合計は750万人を超えます。これが最近定年を迎え始めている、いわゆる“団塊世代”です。

【拡大画像や他のグラフを含む記事】

 出生数はその後急激に減り、1966年の“丙午(ひのえうま)”に大きな落ち込みを見せた後、2番目の出生数のピークをむかえます。そこで生まれたのは、戦後すぐに生まれた団塊世代の子どもたちで、“団塊ジュニア世代”と呼ばれる層ですね。団塊ジュニア世代のピークは1973年です。

※http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1009/13/news015.html

 そして団塊世代の出産ブームが収束した後、ものすごい勢いで出生数は減っていき、赤い棒グラフは急激に短くなっていきます。団塊ジュニア世代のピーク時出生数は209万人ですが、2008年の出生数は109万人。この35年で「1年に生まれる赤ちゃんの数」は半減したわけです。

 さて、団塊ジュニア世代が生まれた後、急激に減少した出生数ですが、実はここ15年くらいは減り方がやや緩やかになってるのが分かるでしょうか?

 赤い棒グラフを見ると、直近の15年は減少幅がなだらかですよね。団塊ジュニア世代のピークからジェットコースターみたいに一気に減ってきたのに、ここ15年は“横ばい”にさえ見えます。少なくとも激減ではありません。

 これは「少子化が止まった」、もしくは「少子化対策の効果が出てきた」ということでしょうか? 未婚者やDINKS(共働きで子どもがいない夫婦)、もしくは1人しか子どもを産まない夫婦が一定数に達したため、少子化も“底を打った”のでしょうか?

●なぜ少子化が“止まった”のか?

 ここで先ほどの図に青い折れ線を加えた図を見てください。これは出生数を“25年分”だけ右にずらして描いた線です。つまり、赤い棒グラフのトップラインだけをつないで、25年分右にずらすと青い線グラフになります。
 →http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1009/13/news015_2.html

 これにより、それぞれの年に生まれた人の数(赤い棒)と、その年に親になり始める年齢(25歳と仮定)に達した人の数(青い線)が対比できます。

 親が増えれば当然子どもの数が増えます。戦後すぐの1945年直後に生まれた大量の団塊世代は、1970年以降に25歳となり、親になり始めます。だから、そのあたりで2番目の山ができているわけです。

 さて、ここでみなさんも気が付かれると思います。1973年には200万人以上の団塊ジュニア世代が生まれており、彼らは1998年には25歳です。実際、1993年から2002年くらいにかけて、青い線は大きな山型を描いています。

 ところが、その山の下の赤い棒グラフには山がありません。青い線で表される親は団塊ジュニア世代でかなり多いのに、子どもの数が増えていないのです。

 なぜでしょう?

 グラフをよく見れば分かりますよね。「2000年あたりには出生数の山はないけれど……子どもの数の減少ペースが、“急減”から“漸減”に変化している」でしょう?

 冒頭でも書きましたが、直近15年くらいは出生数の減り方が“なだらか”になっています。この理由はまさに「団塊ジュニア世代が適齢期となり、親世代の人口が増えたから」です。

 別の言い方をすれば、戦後すぐに生まれた団塊世代は団塊ジュニア世代という第二の“山”を作りましたが、その団塊ジュニア世代は第三の“草原”を作ってくれたというわけです。「谷を草原にまで埋めてくれた」という意味では、「ちゃんと“山”はできていた」とも言えます。

 さて、赤い棒グラフに戻りましょう。団塊ジュニア世代の後のジェットコースター的な出生数の下降ラインは1978年くらいから始まっています。

 ということは、1978年+25年=2003年あたりから、もっと深刻な少子化が始まっていてもおかしくないのに、実際には赤い棒グラフの数字は2003年以降も“緩やかな”減り方です。

 親の世代が急激に減り始めてるのに、なぜ子どもは少しずつしか減っていないのでしょうか? やはり少子化も底を打ったのでしょうか?

●5年後に考えるべきだよ

 次のグラフをみてください。このグラフで追加した緑の点線は、赤い棒グラフのトップラインを「35年」右に動かして(一時期のみ)表示したものです。
 →http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1009/13/news015_3.html

 ご存じの通り、戦後や30年前に比べて今は、親になる年齢が遅くなっています。結婚も遅くなっているし、それに伴い、第1子を持つ親の年齢も高くなっています。

 以前は25歳で親になり始めていたのが、今は下手すると35歳で親になり始める。7年から10年程度、親世代を表す線を右にずらす必要があるわけです。このように、青い線が緑の点線に移行する過程は“晩婚化&親になる年齢の高齢化”を示しています。

 こうすると、なぜ2003年ころから急激な少子化が起こるはずなのに、そうなっていないのかが分かります。結婚や出産を先延ばしにしてきた団塊ジュニア世代が、30代半ばでいわば“駆け込み出産”を始めたために、再度起こるはずの急激な少子化傾向が先延ばしされているのです。

 しかし、団塊ジュニア世代もいつまでも出産できるわけではありません。医学が進歩したとはいえ、女性が出産できる年齢には一定の限界があります。団塊ジュニア世代が出産可能年齢を超えれば、その後には「親となる年齢の人口自体が急激に減る時代」がやってきます。

 では、ジェットコースターのような急激な少子化が再び始まるのはいつになるのでしょうか?

 赤い棒グラフを見ると、団塊ジュニア世代の山の後の「ジェットコースター的に急激な少子化」は、開始年が1979年、終了年が1989年くらいです。この人たちが35歳になるのは、2014年~2024年です。青い線や緑の点線が示すように、そのころになると親世代の人数は年齢当たり130万人未満にまで落ちてきます。ちきりんは、そのころから再び、驚くようなペースでの少子化が始まるのではないかと予想しています。

 少子化傾向がここ15年ほど“少しだけゆるやか”になってきていたのは、年齢当たり200万人もいる団塊ジュニア世代が結婚出産する“駆け込み適齢期”になっていたからです。

 しかし次の時代、つまり5年後から15年後にかけては、親の数自体が年齢当たり130万人くらいまで下がってきます。親年齢の世代が200万人いても最近の出生数は110万人程度なのですから、親世代が130万人となれば、出生数は70万人というようなレベルになってもまったく不思議ではありませんよね。

 もしこの予想が正しければ、消費税の引き上げも、年金制度の抜本改正も、大事なことは、5年後以降に起こる可能性のある“再度の出生数の急降下”を前提として検討すべきだということです。

 現在のような「一時的に収まっている少子化傾向」を前提に試算しても、将来に備えることはできません。この赤い棒グラフは、いつまで“横ばい”を続けてくれるのか。それが大きな問題なのです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100913-00000049-zdn_mkt-soci
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