毎日新聞 8月24日(水)11時25分配信

 旧角館町(仙北市)の99~02年度の国民健康保険(国保)税の調定額が、内部で不正に減額されていた疑いがあることが23日、分かった。調定額は納税者が収めるべき金額。減額すると、国からの国保調整交付金や地方交付税の受給額が増える可能性がある。
 同町の所得税確定申告無断提出問題を受け設置された市民検証委の会議で、調査局が明らかにした。会議は非公開。調査局は今後、不正に減額された金額や件数を精査し、交付金・税に影響があったかどうかを調べる。
 同町では既に、03、04年度の国保税の調定額を不正に減額し、実際の収納額との差を少なく見せかけることで、徴収率が高ければ多くなる国保調整交付金を不正に受給したことが判明。余分に受け取った交付金と加算金の計約2311万円を国に返還している。
 また、所得税確定申告の不正申告が疑われるケースが、これまで判明していた100件近くから、さらに20~50件増える可能性があることも判明した。
 調査局によると、国保や年金など社会保険料の控除額が、実際よりも多く同町のシステムに入力されたとみられる。控除額が多ければ納税者への還付金が多くなる。過去のケースではこの還付金が滞納税金の穴埋めに回されていた。調査局は新たに判明した案件が還付金へ影響したかどうかを調べる。調査局は11~12月に調査報告書をまとめる予定。
 調査局の報告を受けた市民検証委は「ミスか意図的か断定できない事案もあり、全容の解明に向けて努力してほしい」と要望した。また、北都銀行角館支店長の異動で、市民検証委のメンバーが佐藤誠氏から後任の斎藤武俊氏に代わった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110824-00000079-mailo-l05
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