産経新聞 3月29日(木)0時0分配信

 「AIJ投資顧問」(東京都中央区)による年金資産消失問題を受け、全国の厚生年金基金の実態を調べている厚生労働省の特別対策本部は28日、今月1日時点で基金に天下りしている国家公務員OBが721人おり、半数以上が旧社会保険庁の出身者だったとする調査結果を公表した。基金で資産運用に携わる役職員の約9割が、就任前に資産運用業務の経験がなかったことも判明。専門知識がないまま資産運用が行われていた実態が浮かんだ。

 厚労省によると、今月1日時点で現存する厚生年金基金は581で、23日までに役員の天下りは579基金が回答した。全体の6割を超える366基金に国家公務員OBが役員として在籍し、うち359基金に厚労省・旧社保庁OBがいた。職員については230基金に国家公務員OBが天下っていた。

 天下った721人のうち689人が厚労省・旧社保庁OBだった。役職別にみると、役員が405人、職員が316人で、役員になっている旧社保庁OBは368人、厚労省OBも15人いた。

 運用に携わる役職員については、92・3%が証券アナリストやファイナンシャルプランナーなど資産運用関連の資格を「もっていない」と回答。88・4%は、資産運用関連業務の経験がなかった。また、運用について分析や助言を行う外部の運用コンサルタントを採用していたのは150基金と約3割にとどまった。

 AIJに委託実績のある基金は88基金。AIJを知ったきっかけは、AIJが実質支配しているアイティーエム証券からの勧誘が51基金と最も多かった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120328-00000619-san-soci
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