ダイヤモンド・ザイ 10月25日(土)0時5分配信

 今、ほとんどの日本人が抱えている大きな不安が、将来もらえる年金額についてだ。政府は「100年安心」と言うが、それはすでに「絵に描いた餅」だ。今回は、ダイヤモンド・ザイ12月号に掲載の意外に見落としがちな年金を増やす方法を大公開した特集「サラリーマンも退職者も主婦も今すぐできる! 受け取る年金額を増やす10の方法」の中から、まずは本当に受け取れる年金額の試算を紹介しよう。心して読むべし! 

減額だけでは済まない年金の崩壊、30代は68歳からの支給を想定せよ!

 年金法が改正された10年前、「100年安心な年金制度にした」と国は言い、多くの国民が安堵した。

 菊池幸平さん(仮名・35歳)もその1人。だが、少子高齢化は改善の兆しはなく、ゼロ金利も終わる気配がない。楽観主義の菊池さんもさすがに不安になり調べてみると案の定「100年安心年金」は、とっくに崩壊していることが判明した。

 年金は5年ごとに「財政検証」という見直しが行なわれるのだが、今年は2回目。前回の09年の時点の見直しで将来もらえるはずの年金額はすでに減ることが判明していたのだが、国は運用利回り4.1%、賃金上昇率2.5%という非現実的な前提で再計算し、「まだ安心」と言い張っていたのだ。

 だが、多くの批判を受けたため、国は今回は少子化の進展や経済の停滞を加味した現実味のあるシナリオも提示した。その最新版のシナリオを前提に試算した結果、将来もらえる年金額はさらに減ることが判明した(表を参照)。

 この最新版の試算では、35歳で平均月収40万円の菊池さんの場合、妻は専業主婦なので、もらえる年金額は夫婦で約15万円しかない。

 55歳以上の人の年金額が増えているのは、09年時点から高齢者の年金額を減らす予定だったが、結局減らせなかったので足元の支給水準が上昇してしまったせい。当然、財政は悪化し、ツケは若い世代の将来のさらなる年金減額に直結する。

 見逃せないのが、日本より平均寿命の短い米国や英国がすでに支給開始年齢を67~68歳への引き上げを決めたこと。日本も将来は68~70歳へ支給開始年齢が引き上げられることを想定しておく必要がある。

 「親や祖父母のように年金だけで豊かに暮らせる時代は終わる」

 と悟った菊池さんは、自助努力で公的年金に上乗せする自分年金を探すことにした。

自営業者でも基金への加入により年金額は年間120万円も増やせる!

 自分で貯蓄する以外の制度としては表のとおり。例えば年金額が低い自営業者などの国民年金加入者でも、国民年金基金に加入し毎月約6万5000円の掛け金を25年間払うと、年間120万円を国民年金に上乗せすることができる。しかも掛け金は所得控除の対象となり、納めた税金の一部が戻ってくる。

 菊池さんはサラリーマンなので確定拠出年金や財形年金など自分が加入できるもので長期間にわたって積み立てるしかない。表の年金補完のための制度は、掛け金への所得控除や、運用益が非課税になるなど税制優遇措置もある。自分年金の準備は早ければ早いほどトクだ。

 ここでは、正攻法の年金増額術のさわりを紹介したが、このほかにも実は年金を増やすための方法はいくつも存在する。そうした方法を知りたい方は前述の記事をぜひ読んでみてほしい。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141025-00061167-dzai-bus_all
スポンサーサイト

 ←応援クリックお願いします!


今すぐチェック!
↓↓↓
2014.10.25 Sat l 年金 l top ▲