産経新聞 2月18日(木)14時26分配信

 山梨県警甲府署は17日夜、乗用車を運転中に当て逃げし、その後も酒気帯びで運転していたとして、日本年金機構甲府事務所長の戸泉弘次容疑者(55)=同県甲斐市中下条=を道路交通法違反(事故不申告、酒気帯び)の疑いで逮捕した。

 同署によると、戸泉容疑者は17日午後0時すぎ、同市塩部の市道で事務所の業務用乗用車を運転中、対向してきた同県北杜市の50代男性の乗用車と接触したが、停止せずに逃走した疑い。

 対向車の男性が目撃した車種、ナンバーなどの情報をもとに、甲府署員が機構事務所を訪問。車体に傷が付いた事務所の車で戻ってきた戸泉容疑者を問いただしたところ、「用事があり、急いでいた」と当て逃げの容疑を認めた。

 このため、同署は戸泉容疑者を事務所から約300メートル西側の接触事故現場に呼び、現場検証したが、終了後に酒の臭いがしたため、検知した結果、基準値を超えていた。

 戸泉容疑者は現場まで自分で運転してきたことから、酒気帯び運転の容疑も判明し、合わせて同夜に逮捕した。戸泉容疑者は「昨晩飲んだ酒が残っていた」と飲酒運転の容疑も認めた。

 甲府署は、戸泉容疑者が昼食時などに酒を飲み、事務所に戻る途中に当て逃げ事故を起こした可能性もあると見て、詳しい経緯を捜査している。

 日本年金機構本部広報室は「事実関係を確認次第、制裁規定にのっとって厳正に対処したい」としている。同機構によると、戸泉容疑者は平成22年1月の機構発足後、青梅(東京都)や竜王(山梨県)の事務所長や、山梨など1都3県の厚生年金加入業務をサポートする部署の責任者を歴任し、今年1月に甲府事務所長に就任した。

 また、年金関連の専門誌などによると、戸泉容疑者は社会保険庁当時、東京社会保険事務局で社会保険事務所の業務監査を統括する「地方社会保険監察官」を務めた期間もあったという。
スポンサーサイト

 ←応援クリックお願いします!


今すぐチェック!
↓↓↓
2016.02.21 Sun l 年金 l top ▲