西日本新聞 7月4日(月)15時35分配信

 農家が加入する農業者年金の遺族年金などを受給するため、福岡県飯塚市の加入者の遺族5人がJAふくおか嘉穂穂波支所(同市)に提出した戸籍謄本などの書類が所在不明になっていることが分かった。JAは手続きに従い飯塚市に書類を渡したとしているが、市は受け取りを否定。紛失した責任の所在もはっきりせず、ずさんな個人情報の取り扱いが浮き彫りになっている。

 5人は2015年6月上旬から11月中旬にかけて遺族年金などの受給を申請。書類には戸籍謄本が含まれているほか、申請者の名前や住所、年金振込先の口座番号、本籍地などの個人情報も記載されていた。

 農業者年金は通常、JAが申請者からの書類を市町村に提出。書類はその後、独立行政法人農業者年金基金(東京)に送られる。

 JAは西日本新聞の取材に対し「書類を近くの市役所穂波支所に持参した」と説明している。市は「当時の担当者は『受け取った覚えがない』と言っている」と否定しているが、JAは「提出した際の控えが残っている。間違いなく市に渡した」と反論。紛失の責任を巡り水掛け論になっている。

 市は5人に再度の申請手続きを求めている。市によると、個人情報の悪用などは確認されていないという。
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2016.07.09 Sat l 年金 l top ▲