時事通信 8月5日(金)19時6分配信

 厚生労働省は5日、2015年度の年金特別会計の収支決算を発表した。

 時価ベースでの収支をみると、会社員らが加入する厚生年金が2兆7448億円の赤字、自営業者らが加入する国民年金も5009億円の赤字だった。公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による運用損失が響き、厚生年金で5年ぶり、国民年金で7年ぶりの赤字となった。

 円高や国内外の株価下落の影響で、GPIFは15年度の運用損失が5兆円以上となった。前年度は厚生と国民年金共に過去最高の黒字額を記録したが、この影響で一転して収支が悪化した。

 GPIFの運用損失は厚生年金が5兆81億円、国民年金が3416億円。15年度末の積立金残高は合計で3兆2458億円減り、142兆7078億円。積立金残高が前年度より減少するのは4年ぶりとなる。

 厚労省は「(時価ベースでの収支は)短期的な評価額の増減によるもので、年金財政上の問題は生じず、年金額にも影響しない」(年金局)と説明している。
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2016.08.06 Sat l 年金 l top ▲