日本年金機構が2015年度中に対応した年金の事務処理ミスは計3297件に上ったことがわかった。そのうち未払いが最も多く、計1625件、総額約31億1800万円。10年に日本年金機構が発足して以来、最多となった。機構が31日に発表した。

 事務処理ミスは、未払い分を支給するなどの対応を終えた件数。未払いの主な原因は年金記録の確認不足で、本来より少ない遺族年金の支給を続けていた例などがあった。過払いは398件で計約2億9千万円あり、返還を求めた。保険料の徴収漏れや過徴収なども含めた影響額は合計で36億7400万円になり、これも過去最多となった。

 ミスのうち全体の半数以上の54・9%は旧社会保険庁時代に発生した。原因は「確認不足」が2753件(83・5%)で最も多く、「届け書などの放置」も79件(2・4%)あった。

 判明していながら対応できていないミスは、別に5506件あるという。15年度中に未払いへの対応が多かったことについて、担当者は「過去にさかのぼって多額の年金を支払うケースが増えたのではないか」と説明している。
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2016.09.03 Sat l 年金 l top ▲