全国で年金の横領や未払いなどが発覚している現在、もはや年金問題が報道されない日はないような状態で国民の年金不信は頂点に達している。

 年金は毎月の給与から天引きされている人間には腹立たしいことこの上ない状態であるが、すでに年金を払い終えたにも関わらず一向に年金が給付されない人間は腹立たしいを通り越して絶望さえしている。

 ある地方に住む80歳の女性は年金について語る。

「60歳になる5~6年前くらいに『年金の支払いが20万ほど足りていませんよ』と社保庁から言われたんです。私は自営業でしたので『ああ、そうか』とそのまま20万を支払いました。するとまた数年後に『20万円足りていません』と言われ、再び払ったんです。すると60歳になる直前に『20万円不足しています』と言われ、流石に不審に思ったのですが『国のやることだから間違いはないだろう』と当時は思い、また払ったんです。

 ところが受給年齢になっても一向に年金は支払われず、問い合わせても『もともと足りなかった』『払ったというなら証拠を出せ』の一点張り。国を信じて何も証拠なんて取っていませんでしたし、昔のことを詳しく覚えていないので諦めました。娘や息子からの仕送りで何とか暮らせていますが、戦争で国に裏切られて死ぬ前にまた国に裏切られたと思うと怒りよりももはや悲しいです」。

 市町村や社保庁の人間がどんな気持ちで横領やでたらめな作業をしたのか知るよしもないが、彼らの行動は人1人の人生を大きく狂わせる大罪である。
スポンサーサイト

 ←応援クリックお願いします!


今すぐチェック!
↓↓↓
2007.10.12 Fri l 年金 l top ▲