10月24日7時57分配信 産経新聞

 福井社会保険事務局は23日、年金制度の変更に伴った事務作業のミスで、年金の過払い2件で計412万円が時効(5年)のため回収できなくなったと発表した。ほかの過払い1件でも174万円が時効で回収不能となり、合計586万円が水の泡となった。時効分を除く返納額は計1003万円にのぼる。

 武生社会保険事務所が平成16年、越前市に住む女性の老齢厚生年金の支給を決定した際、過去に入っていた農林共済組合期間を厚生年金の被保険者期間と合計し、16年5月から21年7月の間、約620万円を過払いしていた。

 平成14年に農林共済が厚生年金に統合される際、女性は共済の退職年金受給を選択。ところが同事務所は届けを見落とし、厚生年金期間に共済の期間345カ月を上乗せしていた。返納額は時効分を除く約590万円で、1人の返納額としては平成18年度以降最高。

 また敦賀社会保険事務所は平成7年、京都府舞鶴市に住む男性の老齢厚生年金を裁定した際、共済組合の期間を上乗せして平成10年4月から21年5月の間に700万円を過払いした。

 昭和61年の基礎年金制度導入で、旧法の共済の期間は基礎年金の受給資格期間に加えるが、年金額には反映しないことになっている。ところが同事務所は新法に沿って年金にも反映させたため、退職年金と基礎年金の重複支給状態となっていた。時効分を除き317万円を返納する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091024-00000025-san-l18
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